台湾の選挙結果、そして香港の行方

2014年12月 5日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。


台湾の統一地方選挙で国民党が惨敗と言ってもいい程の結果になり、その流れで馬総統が責任を取る形で党首を辞任するという、台湾政治にとって大きな転換点となりました。


ただし、今すぐ何かが起こるわけではありません。
政治は何かを変えたからといってすぐに変化が目に見えるものではない為、その結果が正しかったかどうかを論じることが出来るのは、しばらく時間が経ってからになるものです。

個人的には外省人による台湾統治から、台湾人の自我が手離れし、本来の台湾人である内省人による政治へと移行したと言える大きな出来事だと捉えており、今後の台湾の方向性に俄然注目していくつもりです。

そして、いま私がいる香港。


民主化の希望を求めて学生たちが立ち上がっていたのですが、中国共産党の強硬な姿勢に変化が現れず、ついに警察による強制排除へが始まりました。
さらには、在英中国大使館の次席大使が英国に向かって「(香港返還後の50年間の「高度な自治」を約束した)英中共同宣言はもう無効だ」と一方的に言い放つという事態に発展しており、中国の行動は乱暴狼藉、世界中の信用を失う可能性すらあります。

デモは発起人が自首したことによって収束の方向へと向かいそうですが、デモがあったという事、そして中国が何もしなかったという事、さらには香港政府が中国の意向に従った事、これらは事実として歴史に刻まれました。
今後の香港は中国共産党の意向によってどうにでもなるのではないか、という危惧が民衆の間に生まれており、まだ「香港人による高度な自治」の解釈は中国共産党の意向でその解釈を変えられ、それに従わない者は香港に住み続けることすら許されないのでしょう。

香港が中央の求める「中国の一地方都市」とならざるを得なくなった時、香港の存在意義が大きく薄れ、その価値は地に落ちるでしょう。
大げさに書いているかも知れませんが、中国が国内で行っている新疆ウイグル地区や内蒙古自治区などで行っている弾圧を見ていると、戦々恐々の思いです。


今後は10数年後を見据えて、この国の行方を見守っていく必要がありそうです。


わんちゃいくんでした。

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11月29日

2014年11月28日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。


明日、11月29日は何の日だか知っていますか?

 

 

「いいにく(1129)」の日

 

 

である事も間違いないのですが、明日は台湾の統一地方選挙が行われる日です。

 

日本でも衆院選挙に向けて盛り上がりを見せていますが、台湾では、台湾の経済・政治の中心地でもある台北市の市長選がとても大きな注目を集めています。

というのも、これまで16年間に渡って市長の座を死守してきた与党・国民党が、その座を失うかもしれないというのです。
そして、国民党に変わって市長になると期待されているのが、「無所属新人・現医師」の柯文哲候補なのだから、台湾の政治にも大きな変化の波が訪れていると言えるのではないでしょうか。


これには中国との距離が近くなりすぎた国民党への反発の意味も強く含まれており、台湾が台湾らしくある為にという次世代を担う若者達の声が反映されていると言えます。

 

依然として強力な勢力を持つ与党・国民党ですが、こうした古い政治体制に風穴を開ける新しい風が吹いているのは、今世界各地で見られる大きなムーブメントなのではないでしょうか。
台湾の場合も、単純に反中国では無く、自分たちが台湾人であるというアイデンティティを確立させたいという気持ちが、国民の中に湧き上がってきているのではないでしょうか。

台湾の歴史を振り返ると、この選挙の動向は将来の台湾に大きな影響を与える一歩となると感じています。

そして、個人的にも柯文哲候補を応援したいと思います。

 

 


ではでは、わんちゃいくんでした。

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