中国人民元、切り下げ!?

2015年8月11日

海外投資家の皆様、こんにちは。わんちゃいくんです。


突然ですが、本日日本時間の午前10時40分過ぎに中国人民元の切り下げが発表されました。
中国の経済状況を鑑みると、そのような景気刺激策を強引に実施する可能性があったとは言えるが、7月の貿易収支の数字を受けて即座に為替操作を行うあたりがなんとも中国っぽいですね。

これまで世界中が自国通貨安を誘導し、景気刺激策の一環としてそのメリットを享受しようと奔走してきましたが、少し遅れて中国もそれを利用せざるを得なくなったという事と、国民に対して常に強気でいなければならない今の中国共産党政権の政治手法を踏まえて改めて考察してみると、中国の動きには焦りも見られます。

このまま元安誘導が続き、年末に向けて米国のドル高が進むとすれば、中国の輸出はそれなりに回復するでしょうが、株安によって冷え込んだ内需がどこまで回復するのかも同時に観察する必要がありそうです。

聞くところによると日本では「インバウンド」という言葉が流行っており、売り上げの大部分を中国人の「爆買い」を期待している日本の小売業界は、方針の見直しを迫られるタイミングに来ているかも知れませんね。

個人的には「爆買い」によって日本製品の良さが知れ渡ったという事実を活かし、単に価格差だけでは埋められない絶対的な品質の差がそこにあるという事を中国の人々が知った上で日本製品を求めてくるという流れになればいいなと考えていますが、中国の高い輸入関税などに阻まれると考えると、一方的な日本からの輸出では無く、買いに来てもらうと言うのが一番効率が良いんでしょうね。

 

 

ではでは、わんちゃいくんでした。

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人民元両替制限上限撤廃

2014年11月12日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。


香港ではデモが依然として続いてますが、暴力沙汰などは起きずに平穏な日々が続いています。
しかし、市民生活への影響が長引いている事からも、市民の中では反対する声も出始めているようですね。


個人的には香港市民の気持ちを応援したいですが、結果的に市民生活に影響を及ぼして賛同を得られない今回のデモ行為については、色々と疑問符が残ります。
出口が見えなくなってますからね。

さて、そんな香港と中国の関係ですが、デモで頑張る学生の気持ちは全く考慮されずに、中国へのすり寄りが見られます。

というのも、香港での人民元両替制限上限が撤廃されたのです。


居住者は、これまで1日最大2万元までという両替の上限が定められていて、それ以上まとめて両替する事が出来なくなっていました。
非居住者にはこの制限は無い代わりに銀行上での人民元の取り扱いが居住者と区別されていたのですが、この上限撤廃により、居住者がより自由に人民元を取り扱えるようになりました。


その背景には、香港と上海の株式市場での株式相互取引開始があります。


17日から始められるこの措置により、香港における人民元での株取引は、香港の金融規制に従った人民元市場となり、海外投資家の資金が香港で人民元建てで運用されやすくなる事を意味します。

香港ドルと人民元の兌換性が高まる事は良い事なのかどうか、私には負の面も含めて考えると素直に喜べない話かなとも思えます。


さてさて、どうなる事やら。

わんちゃいくんでした。

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利上げ、いつになる?

2014年8月25日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。

最近の経済動向を見ていると、米国の経済指標を中心にした利上げ時期がいつになるのかという点に話題が集中しているような気がします。
経済というものは数字がすべてを反映しているとは言えないのですが、投資家の判断基準はこれらの数字が最重要であり、投資判断を行う為の材料となります。

利上げをすると世界で動くお金が少なくなり、お金の循環の悪化と共に経済は冷え込みを見せると言われている為、各国の中央銀行はその時期を慎重に見定めようとしています。
リーマンショック以降の経済危機から、量的緩和というカンフル剤のような金融政策を通じてようやく立ち直って来たところに、政府主導の引き締め政策を行うと押し上げられていた経済成長が止まる可能性があります。
その為にもある程度経済が立ち直った事が分かるような数字が裏付けとして必要になってくると言われていますが、一つ二つの指標の改善だけからそれを行えるように甘いものではない為、各国の中央銀行は歩調を揃えてゆっくりと前に進もうとしています。

米国が主導権を握るであろう各国の歩調合せの動向を知る為にも、米国の経済指標とFRB要人発言には今後も注意が必要になってきます。
早ければこの9月にも・・・という話もありますが、個人的にはもう少し遅れてくると見ています。

 

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FRBさん、勘弁して下さい・・・

2013年9月19日

こんにちは、わんちゃいくんです。

昨夜は、まさかのFRB議長の発言に市場が荒れました。
安定してきた市場の動向を受けて、多くの市場関係者がFRBによる債券買い入れ額の縮小を予測していた所に、まさかの継続発言が飛び出した為、株式市場や為替が急激な反応を示しました。

市場が現在の買い入れ規模の継続を望んでいたという事もあって、市場にとっては良いサプライズとなったわけですが、裏を返せば、市場は賑わっているように見えても、実際のところはまだ安定しているわけではないという事です。
今回の発表を受けて、テレビなどでは「ホットマネーが再び流れてくるか!?」などと騒がれていますが、一時的にはリスク懸念が後退した為に多くの資金が流れてくると予想されます。

しかし、今後の継続的な成長プランについては特に言明されていない為、熱が冷めるタイミングを計りながらの資金注入という投資家が多いのではないでしょうか。

日本はアメリカでの動きを受けて、日経225などが良い反応を示しています。
中華圏の市場が中秋節の影響で、香港市場などが明日は休場しますが、アジア全体がアメリカの動向に素早い反応を示しています。


このまま買い入れが続く事によって、本来は市場に無いはずの資金がアメリカ政府から市場へどんどんと流入していくわけですが、いつかはその資金を回収する日が来なければならないはずですので、その時の事を考えると少し怖くなりますね。


ちなみに、私のドル円のポジションは吹き飛びました。
FRBさん、勘弁して下さい・・・

 

 

わんちゃいくんでした。

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これから来る二つの山

2013年7月 3日

海外投資家の皆様、こんにちは。わんちゃいくんです。

今週は週末に雇用統計を控え、為替相場の動きもやや緩慢としたものとなっています。
日経平均も様子見なのか、昨日の上げ基調から一転やや下げています。

市場はやや混沌としながらも、来る次の大きな動きに備えているような気配が伺えます。
次の動きとは、一つは米国の金融緩和政策の縮小スケジュールです。
米国経済の回復と共に金融緩和政策は縮小され、お金が溢れているという異常な状態から適正な流通量である健全な状態へと緩やかに修正されていきます。
しかし、市場に流通する貨幣の量が制限される事により、銀行からの借り入れが徐々に厳しくなり、また金利も上昇していく事でしょう。

とはいえ、急激に全てを変えてしまうと市場はそれに反応できずに大きな混乱に陥ります。ここは焦らずに緩やかな調整が必要となってくる局面です。
その為、債券運用会社のPIMCOの重役から「利上げはまだ早い」という内容の発言も飛び出してきました。
米失業率が7%を安定的に下回ってくると、ようやく地盤が固まったと受け止められるレベルだと考えていますので、現時点の7.6%程度ではまだ不安定な状況だと言えます。

そして、これらを混乱を予期させるようにPIMCOの持つ債券ファンドからの資金引き揚げが活発化しています。
FRBの政策による影響を避けるために債券ファンドからの資金引き揚げを行い、別の投資先を探している状態であると読み取ることが出来ますが、その投資先が定まっておらず、目先上がっていきそうな米ドルの価値に目を付け、特に理由の無いドル高となっている状況です。

そしてもう一つ気になる動きは、日本の動向、つまり参院選挙です。
参院選挙の下馬評では自公連立で過半数の議席を獲り、ねじれを解消すると共に、自民党が推進している「アベノミクス」が国民から信任されたと世界が受け止めるのだろうと思います。
実際にはただ単に「民主党が嫌い」という人も少なくないので、必ずしも世論を反映した結果とはなり得ないのですが、結果は結果ですね。


米国雇用統計後に参院選挙、この二つの山を越えて、ドル高円安が加速するかどうか、注目ですね。

 

ではでは、わんちゃいくんでした。

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