ジャイアンよりヒドイ中国のバラマキ外交

2015年3月20日

海外投資家の皆様、こんにちは。わんちゃいくんです。

中国が金にものを言わせた外交を続け、それを正当化しようとしている事は既にご存知かと思いますが、それに対して世界一でありたい米国が本格的に動き出すかも知れません。

中国政府が見返りを期待した他国への資金援助をし続けた結果、「アジアインフラ銀行(AIIB)」という新興国に対する資金融資を前提とした「金のなる木」を作り上げるまでに至りました。
これまでは「アジア開発銀行(ADB)」がアジアで確固たる地位を築いていたわけですが、それに真っ向から対抗するように中国が「俺が金を出すんだから、お前ら言う事聞けよな」という態度を全面に打ち出した組織を作り上げてしまい、経済的には今後はアメリカ陣営 vs 中国陣営という対立が表面化してくる事が予想されます。


中国側の意見はこうなるでしょう。


「今まで日本がやっていた事をやっているだけで、それまでのものよりもより良いものになるのだから文句を言われる筋合いは無い。」


国家間の競争なので、日本やアメリカがそうした動き事態を非難する事は難しいのですが、アジアにおける中国の存在感を強めようという狙いがある事から、それを嫌う米国と米国陣営の各国が対抗する姿勢を見せていますが、イギリスやフランス・ドイツ・イタリアなどの先進国が参加を表明している事から、世界的に無視できない存在である事は間違いないのでしょう。


個人的には、「ジャイアンよりヒドイ中国のバラマキ外交」という印象がありますが、こんな比喩にジャイアンを持ち出すと、ジャイアンからも「俺はそこまでひどくない!」って怒られてしまうかもしれないですね。


アジアの諸国から見たら資金供給元が二つになって、どちらにも良い顔をしながら資金を引き出そうという思惑もあるのかも知れませんが、この先も中国の動向に注目が集まります。

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そうなるしかないよね-中国

2015年3月 5日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。


「やはり」というか、「そうなるしかないよね」というのが正直な感想です。


何について?というと、中国が全人代開幕の際に発表した経済成長目標の数値「7%」です。
昨年の目標は「7.5%」としていましたが、実際にはわずか及ばず「7.4%」となった事を受けて、2015年度の経済成長目標を引き下げて設定しました。


中国は、新興国として景気高揚策を展開し、様々な不満がある人民に対して経済的恩恵を与える格好でその不満を封殺してきましたが、その経済成長に陰りが見えてきた事から格差の拡大を訴える貧困地域の人民からの不満が噴出してくる可能性があります。

特に東北部では農業に依存している貧困層の月収は月額2000元に満たない事も多く、都市部や華南地区で上昇を続ける労働賃金との格差が問題視されています。
統計的な数字だけを見ると、中国の全国一人当たりの可処分所得が実質前年比+8.0%となっているなど、一見国全体が豊かになっているように見えますが、実際には都市部への富の集中が加速しているだけであり、より歪な状況が拡大しています。

また、海外企業が生産拠点を構えていた地域でも異変が起きています。
中国国内の労働賃金の上昇と、人民元高の影響により、中国の労働力が決して安いと言えなくなってきた現状を鑑みた海外の企業がこぞって撤退をしているからです。

また、会社設立にも中国人が必ずオーナーとならなければならない規定が存在するなど、明らかな海外企業への差別化が存在し、小規模な会社だとオーナーに据えた人物が資金を使い込んだり、そのまま会社を乗っ取ったりするケースも後を絶たないと言います。

歪な社会を無理やり牽引して高みに持っていこうとする習政権の手法は、ここで一旦息切れするかのように、その目標を引き下げざるを得なかったと言ってもいいのではないでしょうか。


2015年の経済成長目標達成に向けてどのような政策が発表されるのか、全人代の動向に注目が集まります。
そして、早速発表された防衛費の増大は周辺諸国との摩擦を生みそうな気配がしています。

 


わんちゃいくんでした。

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