世界の混乱

2015年2月 5日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。


世界中で色々な事が起きていますが、全体的に世界が不安定になりつつあるような気配がします。

今や誰でも知っている存在になった「イスラム国」は欧米諸国だけでなくアジアをも巻き込みながら、テロリズムの恐怖を世界に広めようとしており、イスラム諸国は教義の解釈の違いを認めつつも、それをイスラム国家全体で拒否する事なく積極的な関与を避けています。


そんな中東のリスクの他に、これまで経済の発展という面ばかりがフォーカスされていた中国についてもう一つのリスクが明らかになってきました。

 

それは、中国の債務です。

 

アメリカのマッキンゼー国際研究所のレポートによると、「中国全体の債務はGDPの282%に相当する」とされています。

これは、2014年度の日本の対GDP比債務残高の231%を大きく上回り、欧州の中でも注目されているイタリアの146%の2倍に迫る勢いであり、今後中国を取り巻く環境の悪化が進むと、この債務の圧縮が難しくなり、東アジアの経済全体が混乱に陥る可能性がある事を示唆しています。


さらに懸念する事項としては、その膨らむ債務の大半を不動産関連が占めているという事実で、大手不動産会社が債務不履行で倒産に追い込まれている事などを鑑みると、このまま不動産バブルが崩壊し、社会全体が債務不履行の連鎖に陥るのではないかと不安がよぎります。


既に春節を前に銀行の資本準備率の引き下げを行い、金融機関への規制緩和という救済の手を差し伸べている事からも、中国経済の成長神話崩壊の可能性は少なからず存在していると考えられます。

 


マッキンゼー国際研究所のレポートは、最終的に「非常に高い確率で本格的な金融危機は避けられそうだ」と綴っていますが、その代償に「経済成長を犠牲にする」事を前提としている為、中国の将来には暗雲が立ち込めていると考えて良さそうです。

 

 

ではでは、わんちゃいくんでした。

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