「中国ショック」が来るか!?

2013年6月27日

少し前まで世界経済のけん引役だと言われていた中国が、ここの所そのバランスを崩し始めています。
経済成長率は、5月末に従来の見通し8.5%から7.8%へと下方修正していますし、ここ数年は10%前後のGDP成長率を保ってきただけに、そこから2%以上のダウンとなる数字が発表された事で、世界中が中国の経済そのものを不安視し始めています。

急成長を遂げてきた背景にあったのは、やはり外国からの積極的な投資であり、「世界の工場」とまで称されて来たその工業拠点として評価が高まった事が理由に挙げられます。
しかしながら、地方政府から報告された数字に偽造があるなどの、国家としての統率力を疑われるような事件をはじめとする国内に潜む様々なリスクが明るみになっただけでなく、昨今の対外的に高圧的な外交姿勢などが憂慮されて、海外から投資されていた資金の引き上げが続いている事が大きなダメージとなっているのでしょう。

通常であれば、このような流れがあると急激にその勢いを失ってもおかしくないのですが、それでも人口13億を超える巨大な内需が期待出来る中国市場は、失速の速度を緩め、本来あるべき位置、着地点を探ろうと緩やかに降下しています。

個人的には、経済成長の勢いが失速する一方で、ぐんぐん加速していく消費者物価指数の上昇を憂慮しています。
バブルとも言える賑やかな時期を過ぎてもなお止まらないインフレは、一般市民の生活を圧迫し、都市部を中心に潜んでいる不満が政府に向けられる事態へと発展するかも知れません。
以前のようにその矛先を日本に向けて誤魔化そうとするのかも知れませんが、それはかえって世界各国から「チャイナ・リスク」が存在すると認識させる事になります。

今後数年の中国、非常に微妙なかじ取りを求められる局面ですね。

 

 

ではでは、わんちゃいくんでした。

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注目が集まるFOMC

2013年6月19日

海外投資家の皆様、こんにちは。わんちゃいくんです。

さて、本日19日は米国でFOMCの声明が発表される予定です。
前回のFRBバーナンキ議長の発言による市場への信用失墜に始まる全面株安の流れを断ち切れるかどうかという、重要な局面であると注目を集めていますね。
話題の焦点は「QE3の縮小観測の後退」となりますが、バーナンキ氏の一言で大きく相場が動くとされる為に、ポジションをクローズされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この局面でQE3の縮小観測が後退するような気配があれば、市場は再びリスクオンとなり、株高円安という追い風が吹くと期待が高まっています。
しかし、一方でQE3の早期縮小の気配が出れば、市場は再びリスクを警戒し、引き続き一層の全面株安を呼び込む事になります。

前回分は「行き過ぎた株高円安の調整」とも取れる為に、今回のFOMCの声明については楽観的な観測が強い印象があります。

ただし、アジアは中国の経済動向に不安材料が多く残る為に、日本の株式市場の動向がより一層注目を浴びるようになると思われます。
中国からは多くの資本が引き揚げ、中国の富裕層が海外への脱出を図る動きはさらに加速しています。
中国ももはやバブル崩壊の様相を呈していますが、それでも一度贅沢の味を知ってしまった一部の成り上がり富裕層達による消費と投資によって、しばらくは持ちこたえる事でしょう。
しかし、外資が引き揚げていく過程で、中国製品の品質管理が緩まっていくと惰性で製造されていく粗悪品が国内外に出回り、中国製品のブランド力がどんどんと低下していく事は間違いないと思います。
それをどこで管理し、メイド・イン・チャイナのその先がどうなるかは、今後の共産党次第という所でしょう。
また、これに関連して、いったん鎮静化した日本に対する反日感情も、今後の景気動向によっては再び過熱してくる可能性があります。

人間は生まれた時から同じように行動できる能力を備えていると考えていますが、文化が変わればその成長過程で思想も変わっていきます。
中国が今のままの中国であり続ける限り、迷惑な隣人というレッテルを払拭する事は難しいでしょう。
そして、私達日本人もまた、日本人というブランド力を高める為の努力が必要になってくると思います。
日本人のアイデンティティを確立し、世界に発信していく事はとても重要であり、世界的に広がっている風評被害の回復には国民全体で力を合わせて対応していく必要があります。

「日本人とビジネスがしたい」と言われるように、頑張っていきましょう!!

 

ではでは、わんちゃいくんでした。

 

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「そろそろか?」から始まった世界同時株安

2013年6月13日

海外投資家の皆様、こんにちは。わんちゃいくんです。

世界同時株高の次は、世界同時株安が起きています。
これまで機関投資家を中心としてリスクオフの安心感によって、世界中の株式市場に大量の資金が流れていましたが、ここにきてその資金を回収し始めています。

背景にあるのは、米国の金融緩和の早期縮小の噂です。
実際には何も政策などが発表されていないにも関わらず、「そろそろか?」という感覚が噂を呼び、投資家の多くがリスクオンの状態になっています。
しかし、これらの反応の多くは、劇薬を投下した副作用のようなもので、急激に回復した株式市場への不信感が形になって表れたと言えます。

つまり、この騒動はいずれ落着き、今度はこの反省を生かしてゆるやかな成長へと変わっていくだろうと思います。
明確な根拠の無い状態での相場の変動に惑わされないように、慎重に投資を行ってください。

個人的には、「アベノミクス」の底力を信じています。 

 

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荒れる相場、乱立する決済サービス

2013年6月 3日

海外投資家の皆さん、こんにちは。わんちゃいくんです。

今週は週明けから日経平均が500円を超える下落を見せていますね。

皆さんは、この下落をどう受け止めていますか?

多くの人は「調整」と軽く受け止めているでしょうが、一部週刊誌などのメディアでは「アベノミクス崩壊!」などと大げさに騒ぎ立てていますね。
報道は自由ですが、読者の不安を過剰に掻き立てない程度の誇張表現にとどめておいていただきたいところです。

さて、わんちゃいくん的には、今週が調整の底だと見ています。
あんまり根拠らしいものは無いのですが、勢いがあり過ぎた上昇ペースから、下げ幅がある程度広がった時点で、元の上昇気流にまた乗れるのではないかと考えています。

過熱し過ぎたので、ほんの少し冷却する必要がありましたねという程度のものです。
為替は年内に105円から106円、日経平均は年内に16,000円半ばから17,000円というのが有り得るシナリオなのかなと思っています。

それはそうと、先月ぐらいから急に日本でモバイル決済サービスの話題が盛り上がって来ていますね。
日本発のCoiney(コイニー)、ソフトバンクが仕掛けているPaypal here(ペイパルヒアー)、アメリカから巨大資本をバックに上陸したSquare(スクウェア)、そしてここ香港発のznap(ズナップ)と、競合サービスが乱立しています。

Coiney、Paypal here、Sqaureの三社のサービス自体は、専用のカードリーダーの使用を前提としているので、これまでと同じく店頭でクレジットカードを提示する必要があります。一言で言うならば、クレジットカードの加盟店になる為の敷居を下げる為のサービス、と言えます。
ですので、クレジットカードの盗難・偽造・不正利用リスクなどはこれまでと同じで、かつ、利用するお店におけるカード情報の抜き取り(スキミング)などのリスクもこれまで以上に顕在化してきます。
これは、カードリーダーそのものにセキュリティがかけられておらず、読み取ったカードの磁気情報はそのままスマートフォンのイヤフォンジャックを通じて信号として送られるだけだからです。

その各社共通の弱点を克服する方式で展開するのは、香港発のznap(ズナップ)です。
詳しい説明は別のサイトで詳しく説明されているので省略しますが、決済だけじゃない幅広い利用方法があるサービスだと、期待しています。

詳しくはこちらをどうぞ
■znap研究所
http://blog.livedoor.jp/mpayme/

ではでは、わんちゃいくんでした。

 

 

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